簡単なのに上級者感が演出できる「だし取り」は高コスパ

趣味

だし取りはハードルが高い?

だしから取れば、本格的なおいしい料理ができるだろうけど

どうやればいいか分からないし時間も取れないから挑戦できない

という方は多いのではないでしょうか。

というか私がそうでした。

仕事で出会ったかつお節メーカーさんにそんな不満をこぼしたところ

家にある道具を使って短時間でだしが取れることを教えてくれました。

 

実際にだしを取ってみると、おいしさと、顆粒だしでは出せない香り

いつものみそ汁を格上げしてくれました。

 

マインド的なところでは、簡単なのにまるでプロの技をしているような気分になります。

その得した気分とか、自己肯定感が上がる感じが満足度高コスパと思いまして

今では週末にだしを取ってみそ汁を飲んでいるわけです。

(金銭的なコスパは顆粒だしの方が高いので、週末のご褒美です)

 

だし取りの効果 ~おいしさと健康~

かつお節のうま味成分はかつお由来のイノシン酸です。

イノシン酸はタンパク質のもととなるアミノ酸の一種です。

このイノシン酸自体は味はほとんどありません。

でも、塩分を少し加えるとたちまち味を感じるようになります。

このとき、同じ量の水に味を付けようとすると、もっと多くの塩が必要です。

つまり、だしを使えば使う塩が少なくてOK=減塩できるということになります。

この点も離乳食や食育でだしがおすすめされている理由の一つだと思います。

 

同じ味の濃さにするための塩分必要量 イメージ図

だしの取り方

必要なもの…鰹節、鍋、ざる、ボウル、キッチンペーパー

取り方…

①鍋に水700mlを入れて沸騰させる。

②沸騰したら、花かつおを20g(大きく一掴み分くらい。おおよそでOK)投入。

③弱火で2分放置、その間にざるにキッチンペーパーを敷く。

④だしをセットしたざるでこす。ボウルを受け皿にすると便利。

 

あとはみそ汁の具材を入れて、みそを溶いて完成です。簡単。

手順④をやっているときは香りがブワッと広がって幸せを感じます。

 

花かつお以外の削りぶし

スーパーのかつお節棚を見ると、かつお以外の魚種の削りぶしも見かけます。

地域性も大きくかかわりますが、いわしや、さば、ムロアジなどもあります。

魚種によって特徴も違うのでかつおの他にも挑戦してみても楽しいと思います
ざっくりまとめると下のような感じです。
  • いわし…独特の香り、ややえぐみや苦みが感じられる
  • さば…コクが感じられる
  • ムロアジ…まろやかな甘みが感じられる

 

ちなみに、かつおパックはだし取りには向きません。

理由は1パック2gくらいなので量が足りないからです。

 

まとめ

今回はかつお節のだし取りの魅力と方法をご紹介しました。

おいしさと香り、健康など、だし取りは満足度を高めてくれます。

丁寧な暮らしとまでは言わないものの、小さな幸せを感じられると思いますので

ぜひ一度挑戦してみてください。

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