【営業ウーマン】おじさん上司と車で同行するときに心掛けたこと

サラリーマン

おじさん上司と車で同行するときって気を遣いますよね。

私は商談や表敬訪問で上司との同行が結構ありました。

ただでさえおじさん相手に楽しく話すのは厳しいのに、私の上司達は使えない上にパワハラ系だったのでいつも憂鬱でした。

でも何度も同行をした結果、その上司を機嫌よく過ごさせる方法を発見しました。

おかげで私は仕事をしやすくなったり、怒られ案件を回避できたことがあるので

今日はそれを共有したいと思います。

これは男性社会をたくましく生きる女性に捧げますが、時には女性らしさを武器にする方が楽な場合があります。

決してセクハラを誘発したり許容せよという意味ではありません。うまく武器を使って自分に有利な状況を作るのです。

使えるところがあれば、使ってください。

もしくはこんな昭和な戦法でやっていた営業ウーマンがいるのかと驚いていただければ過去の私も成仏できます。

上司を連れていくメリット

  • 業務の内容や課題を伝えることができる
  • 商談中に失敗している状況を見せると嫌な報告が1回分減る
  • 上司が助けてくれることがある
  • それで失敗したら仕方ないこと扱いになり怒られにくい
  • 社内でかばってもらえる可能性UP
  • 信頼感が生まれ今後の仕事がやりやすい

いいことが多いので同行をうまく使うことが重要です。

それでは同行を成功させるコツをお伝えします。

前日の挨拶

勝負は前日から始まっています。

上司の機嫌が悪くないときを見計らって、「明日はよろしくお願いします(笑顔)」と伝えていました。

私の上司は忘れっぽいので「明日は〇時出発でお願いします」と付け足していました。

当日の挨拶

当日も会った瞬間に「おはようございます!今日はよろしくお願いします!」と伝えます。

挨拶なんて何回しても損ないですから、とにかくコミュニケーションを取りに行こうという姿勢を見せることが大切だと思います。

いざ出発

営業車

前日にガソリン給油のついでに洗車して、車の中も綺麗にしておきます。

いい香りの芳香剤をふんわり香らせておきます。

清潔感やら香りやらこんな単純なことなのかよと思うのですが、こんな単純なもんです。

「やっぱり女子は違うね」とセクハラ発言をしながら感激していました。やれやれ。

会話

おじさんというのは、若い女性に話を聞いてもらうとそれだけで機嫌が良くなる生き物です。

自分は聞き役に徹し、こちらから話題を提供することは少なかったです。

ですが最初はウォーミングアップ的に「同行は○○ぶりですね」「今日は晴れ/雨ですね」「暑くないですか?車内温度大丈夫ですか?」などと、簡単な声掛けをしました。

上司のおしゃべりエンジンがかかると愚痴や自慢が始まりますので

「そうなんですね」「大変ですね」「すごいですね」など適当に返事をすればOKです。

返事は内容スカスカでも笑顔でリアクションすればごまかせます

運転

おじさんの話に気を取られて、事故をしては最悪です。

安全第一で法定速度を守って、車間を十分にとって運転します。

道を間違えても「間違えました!汗」と焦らずに、静かにルート修正しましょう。

上司をヒヤッとさせたり、自分の弱みを見せてはいけません。

トラブルに対応できるように時間に余裕を持つことが大切です。

昼食

おじさんは中華料理屋やラーメン屋が好きです(私調べ)。

安くて、ボリュームがあって、すぐ出てくるのがいいのだそう。

昼食は事前に食べたい料理を聞いて店を調べておくのが理想ですが

そんな時間がないときや、「なんでもいい」と言われたときは中華を選ぶといいと思います。

 

ランチとはいえ、ちょっとした接待です。

笑顔を保ちつつ振る舞いは気を抜かないよう注意していました。

グラスの水を入れたり、調味料を取りやすい位置に置いたり

店を出るときに忘れ物がないかチェックしたり・・・

商談

商談前

上司とは事前に商談内容や提出資料は共有していますが、

復習がてら これから会う相手や、商談の着地点(何を決めたいか、落としどころはどこか)について説明します。

同時に、想像しうる相手の最悪の反応(怒る、無理な要求をする)も伝えておきます。

今まで弱さを見せないよう振る舞いますが、ここで少し不安そうに弱さを見せるのがポイントです。

最悪の事態を伝えれば、上司は「大丈夫だ」とか「その時はその時」と言うので、自分にとって逃げ道ができます。

商談中

私の上司の場合、正直いてもいなくても一緒です。いつも通り一生懸命商談します。

もし得意先にコテンパンにやられても大丈夫。

ボロボロになりながら頑張っている姿を上司に見せつけます。

頑張ってるアピール

商談後

得意先の玄関を出たら、開口一番「ありがとうございました」と伝えます。

上司が役に立たなくても伝えます。

本人の自己肯定感が上がって機嫌が良くなります。

帰りの道中

上司も気が緩んでいるので、寝たりしゃべったり好き放題します。

場合によっては気が緩みすぎてセクハラ発言をするかもしれませんが

サラっと「いや~どうですかね~」とか「わからないですね~」など言って流します。

お疲れさまでした!

長い同行が無事終了。

我慢や緊張もありますが、将来仕事しやすい環境づくりの種まきだと思って踏ん張ります。

もちろん、尊敬できる上司には小手先のテクニックなんか使う必要ありませんが

いい上司ばかりではないと思いますので、

そんなときはコツを使って乗り切るのもひとつです。

ほどほどに頑張っていきましょう。

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